2026年度 千葉大学「幾何学特別講義II」(集中講義)
2026年6月29日(月)から7月3日(金)までの5日間にわたり、千葉大学で集中講義をしました。タイトルは「リーマン幾何学および共形不変量へのホログラフィー的アプローチ入門」です。
下記の項目を扱いました。
- Riemann計量
- 共変微分
- 曲率
- 調和関数
- 双曲空間の調和関数に関する無限遠Dirichlet問題
- 解の対数特異性
- Möbius共変性
- さまざまな無限遠境界値問題
- $\mathbb{H}^4$における無限遠Plateau問題(1)
- $\mathbb{H}^4$における無限遠Plateau問題(2)
なお、無限遠Plateau問題についてはM. Anderson、R. Hardt、F.-H. Lin、利根川吉廣、Q. Han、X. Jiangの各氏の仕事についての言及があるべきでした。講義の時点ではそれに思い至っていなかったのです。「そんなことがあるだろうか?」と私も思いますが、無限遠Plateau問題を扱おうと決め、また舞台を(共形コンパクトEinstein空間/漸近的双曲Einstein空間とせず)双曲空間に限定しようと決めたのが比較的ぎりぎりで、調査に手が回っていませんでした!