出前授業の記録


(配布資料(pdf)が開きます)

SSH 関係 指導助言など

  • 大阪サイエンスディ(2019, 2020, 2021)
  • 近畿サイエンスディ(2021, 2022, 2023)
  • 天王寺高等学校(2019, 2020)
  • 加古川東高等学校(2012, 2013)




(寝言・・・)
 それなりに出前講義をしています。 出前講義において最も大切にしていることは、当たり前のことですが、私自身が面白いと思っていることを楽しそうに話をすることです。 時間配分など、調子が悪くスムーズに話ができないときでも、楽しく話をすることを心がけています。 出前授業に参加される方々とは一期一会。その一瞬を大事にしたいと思っています。
 出前講義では、基本的に同じ場所で同じ話をすることはありません(異なる場所で同じ話をすることはあります)。 年度が変わって主な聴衆である生徒さんたちが違っていても、去年の話を聴きたかったと言われても、すみません、同じ話はしないことにしています。 毎回、レジュメを配っています。 レジュメはこのHPで公開しています。 そのときに配布したもので、タイプミスなどの修正はしていません。 出前授業に参加された方はご存知だと思いますが、レジュメの内容のすべてを話してはいません。 半分以下しか話さなかった時もあります。(覚えてませんが、全く違う内容を話したこともあったかも。。。) 授業を聴いて面白いと思ったら、レジュメの残りを自分の力で読んでいけるように、自分の力で発展させていけるように、レジュメを書き、授業をしています。 面白いと思わなかったら、読む必要も、発展させる必要もないですから。
 同じところで同じ話をしない理由は、出前講義の内容を参加されている先生方にも新しい話を聞いていただき、知識を広めていただきたいからです。 例えば課題学習などに使える題材を増やすなど、ご自身のこれからのご指導に少しでも役立てていただきたいからです。 HPで公開している資料は、指導などの際に、自由に利用していただいてかまいません。 ただし、そのまま配布するのではなく、しっかり咀嚼し、内容を理解し、主体性を育む指導をするために利用してください。ご自身の考えで内容を充実させたり、誤りやその後の進展を含めた修正・訂正を加えたり、視点や力点を変えたり。 事前に十分に準備してください。 生徒さんたちにテーマのひとつとして提示し、興味をもった生徒さんたちと一緒に考え、いろいろなことを発見していってください。
 そうそう、2009年の兵庫県数学教育会高校部会東播磨支部研究大会では、高校の数学の先生向けに話をしました。 例年、基調講演(?)として、大学などでの面白い研究について楽しい話を聴いて(スライドを見て)、楽しい気分で締めくくっていたそうです(すみません、私の聞き違いかもしれません)。 私の高校時代の恩師から、ガツンとちゃんとした数学の話をして、目を覚まさせろ、って言われて、大学の数学科3年生程度を念頭に用意しました。 参加された先生方の3分の1以上の方が講演開始10分以内に突っ伏して寝てしまい、残りの半分の方が放心状態。かろうじて3分の1の方が何とか目を開けて頑張っているのが、演壇上からわかりました。 先生方が大学生だったときにはそれほど難しい内容と感じなかったのではないかと思うのですが。。。 講演後の感想は「授業中に生徒が寝る気持ちがわかった」でした。 恩師から、「ようやった。これを期待してた」とお褒めにあづかりました。
 タイプミスがたくさんあると思います。 また、間違いもあるかもしれません。お気づきのことなどありましたら、ご連絡ください。 よろしくお願いいたします。