1999年夏・都民カレッジ(TOMIN COLLEGE
(科目コード:05−908−5011)

「群とガロア理論」…終了しました


講師:中村博昭
金曜日・9回(19:00〜20:30)
7/9・23・30
8/6・20・27
9/3・10・17

代数方程式の解法の研究は、古代バビロニアにまで遡る数学の長い歴史の中で徐々に進展してきました。19世紀前半、若き数学者ガロアは、方程式の本質は解の集合の「対称性」にあることを明らかにし、数学の世界に新しい知見をもたらします。その後、このような「対称性」を表現する中心概念として「群」の理論が生まれました。この講義では、以上の経緯を理解するための基礎的素養の育成を目標とし、近づきやすい話題から叙述していきます。

エヴァリスト・ガロア


資料:3次・4次方程式の解の公式など( dvi / postscript / pdf )[6p]