乗法群の場合、モチーフ的ポリログのp進実現は、Colemanにより定義されたp進ポリログ関数で記述される。このp進ポリログ関数は、Kubota-Leopoldtのp進L関数と関係することが知られている。本講演では、p進ポリログ関数の総実代数体版の定義を述べる。また、Barsky,Cassous-Nouges, Deligne-Ribetなどにより定義された総実代数体のp進 Hecke L関数との関係も述べる。