AguilarとCampanaは、非特異準射影複素代数多様体(以下、代数多様体)のねじれ自由冪零な基本群に関する問題を提起した。その問題は「代数多様体の基本群がねじれ自由冪零であるとき、ステップ数は2以下か?」という問題である。 本講演では、多様体の第1ベッチ数と基本群のランクが小さい場合に、AguilarとCampanaの問題が成立することを述べる( arXiv:2510.09026 )。 また、二重次数付きリー代数を用いて、ステップ数が3以上のねじれ自由冪零基本群の候補を構成できることをお話する。