絶対値型非線形項$|u|^p$およびシュタルクポテンシャルを伴うシュレディンガー方程式を扱う。ポテンシャルを伴わない場合には、Strauss優臨界のときに波動作用素が存在することが知られており、さらにMiyazaki-Sobajima(2025)によってStrauss劣臨界のときには波動作用素が非存在であることが知られている。 一方で、シュタルクポテンシャルとゲージ不変な非線形項を伴う場合は、Carles-Nakamura(2004), Shimomura-Tonegawa(2005)等で考察されている。 本講演では、シュタルクポテンシャルの影響により、絶対値型非線形項のべき$p$がStrauss劣臨界であっても波動作用素が存在することを示す。 本講演は、西井良徳氏(大阪大学)との共同研究に基づく。