行列値関数を表象とする半古典擬微分作用素の量子共鳴の漸近分布を扱う.擬微分作用素に対する同次方程式の超局所解を,表象が定める複数の古典軌道が交差する点を越えて延長することがこの問題の核となる.本研究では交差点における作用素の標準形を導入し,超局所解の延長についての結果を得た.Vincent Louatron氏(コペンハーゲン大学),平良晃一氏(九州大学)との共同研究に基づく.