微分方程式セミナー


2026/4/17(Fri)

15:30--17:00 理学部 E301/302/303 大セミナー室

波多間 備

大阪大学 理学研究科

Optimal well-posedness of the cubic NLS system on the 1D torus

Optimal well-posedness of the cubic NLS system on the 1D torus アブストラクト:1次元トーラス上の三次非線形シュレーディンガー方程式は$L^2$で大域適切であることがよく知られている。本講演では、この結果を無限連立系に拡張する。これは作用素値の方程式と自然に同一視され、初期値は自己共役なシャッテン-$p$クラスの作用素で与えられる。本講演ではまず、無限連立系が$p=1$で大域適切、$p>1$では非適切となることを示す。次に、方程式に対してある意味での繰り込みを行うと、$1\le p \le 2$で大域適切、$p>2$では非適切となり、方程式の可解性が改善することを示す。本講演は、Andrew Rout 氏 (Politecnico di Milano) との共同研究に基づく。