阪大オンライン代数幾何学セミナー


2022/10/3(Mon)

10:30--12:00 ハイブリッド(理学部E404およびZoom)

赤池 広都

大阪大学 理学研究科

Bounds for the order of automorphism groups of cyclic covering fibrations of an elliptic surface

ファイバー曲面の幾何学的な性質とその自己同型群の位数上限の関係は、素朴かつ興味深い問題である。講演者は、楕円曲面上の巡回被覆ファイバー曲面という幾何学的な性質を持つクラスに関して、この問題に取り組んだ。 本講演では、楕円曲面上巡回被覆ファイバー曲面の相対標準束の自己交点数が特異ファイバーへ局在化されることを用いて、自己同型群の位数が、相対標準束の自己交点数、ファイバーの種数、被覆次数を含む式により上から評価できることを説明する。